2022年12月24日『パノフじいちゃんのすてきな日クリスマス』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

みなさま素敵なクリスマスをお過ごしのことと思います☆彡

🎄クリスマス🎄絵本 第7弾は、

『パノフじいちゃんのすてきな日クリスマス』

(原作/トルストイ
 再話/ミグ・ホルダー
 画/ジュリー・ダウニング
 訳/女子パウロ会 2017年10月1日初版発行) です。

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パノフじいちゃんは、ロシアの小さな村で靴屋を営み、つつましくも幸せに暮らしています。
お金持ちとは言えなくてもあたたかい部屋があり、食べるものもある・・
でも、今は一人です。
子ども達は巣立ち、奥さんを亡くしていました。

文字は学んだことはありません。
それでも一文字一文字指で追いながら物語を読みます。
この日は、クリスマスの物語です。

「厳しい環境で産まれたイエスさま家族がここに来てくれたら、あたたかくお迎えできるのに・・」
と思うのです。
そして、以前作った小さな靴を差し上げたいとも思うのでした。

おはなしを読みながら、ウトウトするパノフじいちゃん。
不思議な夢を見ます。

「明日の明け方から夕暮れまで、外の通りを見ていてね。僕だと見分けてね。」

という声が聞こえました。
パノフじいちゃんは、この声がイエス様の声だと感じて、一日通りを見守ります。
そして、貧しい人を部屋に招き、あたためてあげます。

クリスマスにも働く、掃除屋さんには熱いコーヒーを。
となり村へ向かう、小さな子を連れた母子も呼び止め、温かいミルクをふるまい、小さな靴をあげるのです。
訪問者に、自分の見た不思議な夢の話をすると、みんなきっと叶うだろうといい、感謝しながら去っていきます。

一日中、通りを見守り続けたパノフじいちゃんでしたが、イエスさまはいらっしゃいませんでした。

けれども、このあとまた声が聞こえるのでした・・・

聖夜にピッタリのお話しです。
この作品も、絵本のお仲間が教えて下さいました💛

引き続き、素敵なクリスマスをお過ごしくださいね😊

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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たきのい絵本かあちゃん 
加藤正子

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