2023年1月13日『ペティおばさんの台所』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

1月13日は「遺言の意味を考える日」です。

相続法の改正により、遺言書の方式緩和が2019年(平成31年)1月13日から施行されました。
これにより遺言の手続きが一般の人にさらに身近になることから、遺言の大切さ、その意味を考えるきっかけの日とすることが目的とされています。
日付は、法律が施行される日であり「遺(1)言の意味(13)」と読む語呂合わせから。

これを知って、ピンときた絵本は

『ペティおばさんの台所』

(作/竹中マユミ
偕成社2022年10月初版第1刷)です。

作家の竹中マユミさんは、同じ地域にお住いの作家さんです。
この作品が出来上がってすぐのころ、四街道の蔵の図書館でのイベントへご一緒しました。
その際、サイン付きの一冊を直接頂いた特別な一冊です😊

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素敵な家の前に、一台の車が停まります。
ある家族が引っ越してきたようです。
この家は、亡くなったおばあちゃんのおうち。

車から降りたミルちゃんはすぐに
クッキーの香り・・・おばあちゃのクッキーの香りがすると叫びます。
ミルちゃんは鼻が利くのです!
でも、そんなはずはありません・・・

家に入ってまずはキッチンへ
まるでおばあちゃんがいるように感じたのです

とっても素敵なキッチンなのです
理想のキッチン💛
お鍋も食器も、あらゆる道具も
出窓からの景色も・・・✨

お昼のお弁当を食べながら
ママは呟きます
「おばあちゃんのクッキーがたべたいね」と。

お料理やお菓子作りが得意だったおばあちゃんを偲ぶ一家。
素敵な時間です。

引越の片づけをする父母の代わりに
ミルがキッチンであと片付けをしていると・・・
コトリという物音と、またかすかなクッキーのかおり

自慢の鼻をクンクンさせて
すこしふるめかしい缶をみつけます。
クッキーは入っていません
あったのはレシートと水色のノートだけ・・・

そしてその晩、ミルの鼻が再び動き出して
今度はキッチンで素敵な出会いがあります・・・

その出会いがきっかけで
ミルはおばあちゃんのクッキーを焼いて
ママに食べさせてあげる事ができるのです。

不思議に思ったママは缶を見ておどろき
水色のノートに
おばあちゃんの沢山のレシピと
おばあちゃんの好きな言葉「ボナ・ペティ」を
みつけるのです。

ここで私は
おばあちゃんのレシピ本
これもある意味
大切な大切な遺言かなと感じたのです・・・

孫のミルちゃん
しっかりと受け継いでいるようです~💛

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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たきのい絵本かあちゃん 
加藤正子

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