2022年11月18日『それならいいいえありますよ』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

11月18日は「いい家の日」です。

民間企業の「不動産プロジェクト」により制定。
日付は「いい(11)いえ(18)」(いい家)と読む語呂合わせから。
多くの人に「自分にとって本当にいい家とは何か」を考えてもらうきっかけを作ると共に、
住宅について関心を持ってもらうことが目的とされています。
また、住宅市場のさらなる活性化の願いも込められています。

そんな日にぴったりの絵本作品は、

『それなら いい いえ ありますよ』

(作/澤野 秋文、講談社2013年8月1日第1刷発行)です。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

この日の為の様な、作品のお題ですね~(笑)
このお話の主人公 ぎんた は、怠け者で家中散らかし放題。
そんな ぎんた の家にある朝、 ちゃまる と呼ばれている野良猫がやってきます。

ちゃまる は「ふん」と鼻をならしてさっさと去っていきます。
ぎんたは、その様子が気になり ちゃまる の後をつけると・・・

ねこ地蔵の前でとまった ちゃまる。突然立ち上がり、言葉をしゃべり始めます。
ねこ地蔵に貼られていた短冊を片手に、すたすた すたすた・・・
実は、これらの短冊は「こんな家が欲しい~」という、お客さんからの注文票なのです。

ごみだらけの どぼんがわの住人、大きな鯉
おわんやまに住む、くまの親子
彼等には、物件の状況を確認して、ぴったりの家のご提案。

お化け屋敷のおばけたちには、住み心地の確認とご機嫌伺い。
それを見ていた ぎんた は、思いつきます。

そして、ねこ地蔵に戻ると、大きな文字で「かたづいて きれいないえ ぎんた」と貼り付けるのです。
これで、やれやれ。きれいな家に住めると思い込み、今まで以上に掃除もせず、片付けもせず・・・
ますます汚くなる、ぎんた の家・・・

ですが ちゃまる は、ぎんた の元にはやって来ません。
自分の依頼を無視する ちゃまる をとっちめてやろうと探す ぎんた。
古い蔵の前で立つ ちゃまる を見つけます。

そして、聞こえる恐ろしい声・・・

だれなのでしょうか、そして彼らは何を求めているのでしょうか・・・
そうなのです。ぎんた の住む家があるお客のターゲットに💦
でもその結果、ぎんた は自分で理想の家を手に入れることになるのです(笑)

その時見つけた ちゃまる の ぎんた 宛ての書置き。
ぎんた はどう受け止めるのでしょうか・・・

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

https://meet-bunko.com⁡⁡
日頃ホッと出来る居場所があったらいいなと感じているママと子供たちへ
心が満たされ元気になる栄養の一冊をおすすめします
たきのい絵本かあちゃん 加藤正子

Instagram始めています 😊