2023年1月7日『しんせつなともだち』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

1月7日は「七草がゆ」を食べて、その年の無病息災を願い、
正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休める日とされています。
七草粥に入れる「春の七草」は、
芹(セリ)・薺(ナズナ)・御形(ゴギョウ)・繁縷(ハコベラ)・仏の座(ホトケノザ)・
菘(スズナ)・蘿蔔(スズシロ)の7種類とされています。

スズナは蕪(カブ)、スズシロは大根(ダイコン)のことですね。

ここでピン💡ときた絵本は、

『しんせつなともだち』

(作/方 軼羣(ファン イーチュン)、
 画/村山 知義、
 訳/君島 久子、
 福音館書店1987年1月20日「こどものとも傑作集第1刷)です。

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たくさんの雪がふり、真っ白になった野山でのお話です。

一匹のうさぎが、雪の中食べ物をさがしに出かけると
ふたつの「かぶ」・・・七草のスズナですね・・・
を見つけます。

雪で寒くて食べ物が無い季節。
うさぎは、ひとつだけを食べて、残りはろばにもっていこうと思います。

ろばは留守でしたが、うさぎはそっと「かぶ」を置いてきました。
ろばはおいもをみつけて外からかえってくると、かぶをみて不思議に思います。
そして、ろばはヤギを思い、「かぶ」を持っていこうと思います。
やぎはこじかを思います。
そしてこじかはうさぎを思うのです・・・💛

「かぶ」は元通り、うさぎのところに戻ります。

優しさと親切がくるりと一回り。
さむい雪の絵が続いていますが、読むたびに温かい気持ちになれる一冊です😊

わが家は毎年朝食で「七草がゆ」をいただきます。
今年も上手に炊けました♬

一年間、皆さまも元気で楽しく過ごされます様に~🍀

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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日頃ホッと出来る居場所があったらいいなと感じているママと子供たちへ
心が満たされ元気になる栄養の一冊をおすすめします
たきのい絵本かあちゃん 
加藤正子

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