3月14日 『ふしぎな たね』

3月14日。
314の数字並びを見ると、皆さん何を連想されますか?
ホワイトデイ🍭🍪🍬・・・
円周率π・・・

調べてみると、今日も色々な日であることがわかりました。
その中で、蔵書の絵本にヒットしたのは
「数学の日」と「一粒万倍日」でした。

ご紹介したい絵本は、
『ふしぎな たね』
(作:安野 光雅・童話屋)です。
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この作品には<美しい数学>とサブタイトルがついています。
なまけものの男が神様からふしぎなたねをもらいます。
1個食べると1年間は何も食べなくてもおなかがすかない、
1個土に埋めると秋に必ず実って2個になる、ふしぎなたねです。

男は何年何年も1個を食べて、1個を埋めて育てたものですから、種は増えません。
あるときようやく気付き、1年は他のものを食べて2個のたねをうめることにします。

収穫は順調に増えていきます。増えるにつれ、作物を鳥から守る知恵も働くようになります。
そうして生活が忙しくなった時、通りがかりの女性と出会い家庭を持つようになるのです。
収穫が豊かに増え、子どもも育ち、家を建てることも出来ました。

こともあろうに、そんなしあわせを手に入れたその時、あらしに襲われるのです。
大風と大雨・・・作物も倉も流されてしまいます。
しかし、いまや一家の主となった男は、さまざまな知恵を働かせます。
たねを10個と牛と家と、大切な家族を守り抜くのです!!

そして、この家族は10個のたねが残ってよかったと喜び、
また前を向いて生活を始めていきます。
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ひとつの種を万倍に増やしていく・・・
「一粒万倍」と繋がったと感じたのです。
良い事も、悪いことも万倍に増えていくというこの日。
どうぞ皆さん、「ありがとう」「愛している」「ついてる」等の神様言葉をたくさん使って、
良い1日にしてくださいね(^O^)/
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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています。≫

社会の状況を見守ってきましたが、meet文庫のリアル活動は、
「まん延防止」措置の延長、春のお彼岸、子どもたちのワクチン接種の開始&スタッフの3回目接種等々・・・
これら色々を考慮して、3月いっぱいリアルの活動を休止することを決めました。
4月から心機一転、楽しく安全に活動を再開できます様に~☆彡