2023年3月28日『スーホの白い馬』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

3月28日は「シルクロードの日」です。

1900年(明治33年)のこの日、スウェーデンの地理学者・中央アジア探検家のスヴェン・ヘディンによって
廃虚になっていたシルクロードの古代都市・楼蘭(ろうらん)が発見されました。

そこは、中央アジア・タリム盆地のタクラマカン砂漠北東部のロプノール湖の西岸に位置し、
シルクロードの要衝として栄えましたが、4世紀頃からロプノール湖が干上がるのとほぼ時を同じくして国力も衰え、
やがて砂漠に呑み込まれました。

「シルクロード」(絹の道)とは、古代の中国と西洋を結んだ歴史的な交易路を指す呼び名です。
絹が中国側の最も重要な交易品であり、この道を通って西方に運ばれたことから名付けられました。

この日にご紹介したい絵本は、

『スーホの白い馬』

(再話/大塚勇三、画/赤羽末吉、福音館書店1967年10月1日発行)です。

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モンゴル民話の絵本です。

羊飼いの子どもスーホは、生まれたばかりの子馬を拾い熱心に世話をします。
白馬は立派に育ちました。
ある年、王様の開いた競馬で見事一等になった白馬を、王様はスーホから取りあげてしまいます。
ところが、王様が乗ろうとすると白馬は逃出し、兵隊の矢で瀕死の傷を負いながらも
なんとかスーホの元にたどり着きます。

ですが・・・😢

夢の中で白馬は、自分の骨と皮と毛を使って、琴を作るようにスーホにつたえるのでした・・・

大切な存在を失った時
あなただったらどうしますか・・・

切なくも温かいお話です。

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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たきのい絵本かあちゃん 
加藤正子

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