3月20日 『もったいないばあさん』

3月17日の「みんなで考えるSDGsの日」をきっかけに、SDGsと絵本の紐づけを始めました。
『持続可能な世界を実現するために掲げられている17のゴール(目標)』
この中から今日3月20日は「⑫つくる責任 つかう責任」を選び選書しました。

ご紹介する絵本は、
『もったいないばあさん』
(作・絵/真珠 まりこ、講談社)です。
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この絵本を創られたきっかけを、
ご自身の息子さんからの質問「もったいないって、どういうイミ?」だと作者は語っています。
ほかの言葉に言い換えるのが難しい、けれども大切な言葉「もったいない」。
この絵本で楽しく答えを見つけ出す手助けになるように・・・
遊びと工夫の中で今の時代に即した意味を感じて欲しいと語られています。

どこからかやってくる「もったいばあさん」は、
決して「ケチ」でも「こわい」だけでもなく、
ものを大切にしながら生活するという基本的な考え方を教えてくれています。

食べ残し。お皿の上も、顔についたご飯粒も。
流しっぱなしの水
書き損じの丸めた紙
短くなった鉛筆
みかんの皮

これらの物が、「もったいないばあさん」にかかると
まだまだお役に立つのです。

暗くなったら、電気をつける?
当たり前におもわれているこれ、
「もったいないばあさん」は・・・どうするんでしょ・・・


どんなものも食べものも豊富にある我が国では、「もったいない」ことを本当に実感することは少ないのかもしれません。
それでも小さな子どもたちに「もったいない」の意味が伝わります様に。
作者の強い思いが描かれています。

2020年6言語に翻訳されアニメ化。世界発信もされた様です~✨
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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています。≫
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楽しみにしています(^▽^)/

ようやく、感染者数が減ってきたようです。
4月から心機一転、楽しく安全に活動を再開できるように準備を開始しようと思います!!