2023年11月24日「オペラの日」
📕絵本で「今日は何の日」📕
たきのい絵本かあちゃんです😊
11月24日は「オペラ記念日」です。
1894年(明治27年)のこの日、東京音楽学校(現:東京芸術大学)奏楽堂で
明治以降日本初のオペラが上演されました。
この日にご紹介したい絵本は、柳家小三治により落語「死神」になったお話が落語絵本となったものです。
明治中期イタリア歌劇『靴直しのクリスピノ』の翻案とされている作品です。
最近では内容のいくつかの特徴から、グリム童話から来ているとも言われています。
『しにがみさん』
(作・絵/野村たかあき
監修/柳家小三治
教育画劇 2004年3月5日初版発行)です。
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江戸の町の若夫婦
赤ちゃんが授かりましたが食べる事にも困っています。
金策が上手くいかなくて女房からは罵られる始末
町をさまよい死んじまいたいと言った途端に近づいてきた影
自分を「しにがみ」だというのです
そして男に仕事を提案します。
医者になれと!
特殊な力と呪文を使えば、重い病気の人も助けられると・・・
言われるとおりに「いしゃ」の看板をだすと
早速依頼が来ます
言われた通りに上手くやると
誰も治すことが出来なかった病人はたちまち元気に!
評判が評判をよび若夫婦は大金持ちになりました
ですがお金にまかせて贅沢三昧の末
再び一文無しに・・・💧
また「いしゃ」を始めますが上手くいきません・・・
何としてもお金が欲しい男は知恵をしぼって
大店の娘の命を救うのですが・・・
一晩中起きて風邪をひいた男に忍び寄る「しにがみ」
欲に目が眩んだと「しにがみ」は男を地の底に連れて行くのです
そこに待っていたのは一面に広がるろうそく🕯
(木版画家の作者。圧巻の場面です!!)
一本一本が人の寿命を表しているとか
さぁ、このあとの男の運命は・・・
あ~こわいこわい
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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫
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