2023年3月21日『おにぎりがしま』
📕絵本で「今日は何の日」📕
たきのい絵本かあちゃんです😊
本日3月21日は「雑節」の一つ「社日(しゃにち)」です。
生まれた土地の守護神である「産土神(うぶすながみ)」を祀る日であるとされています。
春の社日は春社といって五穀の種子を供えて豊作を祈り、秋の社日を秋社といって初穂を供えて収穫を感謝する、
お米主食の日本人にとって大切な日です。
今日ご紹介する作品は、
『おにぎりがしま』
(作/やぎ たみこ、ブロンズ新社2012年6月25日初版第1刷発行)です。
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むかしむかし、こたろうという少年が小舟に乗っている1つのおにぎりを見つけます🍙
そっと近づいていくと、そのおにぎりに突然小さな雷がおちてきます。
そうしておにぎりの中から生まれた「おにぎりおに」。
こたろうが驚いてしりもちをつき、そのはずみで小舟は沖へ進みだします。
ひとっこ一人いない島に流れ着くと・・・
「おにぎりおに」の大活躍が始まります。
あっという間に土地を整え田んぼを作ります。
指笛で鳥が舞い降り小さな粒を落し、みるみるうちに金色の稲穂が実ります🌾
雷や竜巻をつかって精米。
岩で大きなお釜も作っちゃうんです。凄い!!
このお釜でご飯を炊いたら、海水でおにぎりをたくさん握ります🍙🍙🍙🍙🍙🍙
この世のものとは思えない美味しさ!!(美味しそうです。ほんと!!)
そのときまた、雷が落ちます。10個のおにぎりに!
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そうです!またおにぎりから「おにぎりおに」が!一気に10匹生まれます。
どのおにも働き者です。
島はどんどん豊かになります。
すると、空から海からお客がやって来るようになるのです。
うみぼうず、人魚、かっぱや天狗にやまんば。
そして、それぞれが様々な恵みをもたらしてくれるのです。
それまでは海のお水で握った白飯のおにぎりでしたが、今は豊富な種類のおにぎりが並びます。
だれが何を担当したか、想像つきますか?
どれもこれもおにぎりに欠かせない美味しいものです😋
そんな美味しいおにぎりをたくさん食べて、こたろうはずんずん大きくなり、大人になります。
さあ、こたろうとおにたちは?
そうです😊
素敵な場所で素敵な人と結ばれ、多くの仲間と、豊かに暮らすのでした!!
こんな島に私も行ってみたいものです~
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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫
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たきのい絵本かあちゃん
加藤正子
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