2022年12月6日『クマとこぐまのコンサート』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

12月6日は「シンフォニー記念日」です。

1914年(大正3年)のこの日、ドイツ・ベルリンから帰国した山田耕筰が、初の日本人の作曲による交響曲
『かちどきと平和』を発表しました。
シンフォニーとは、「交響曲」や「調和」などを意味する言葉です。
交響曲とは、管弦楽によって演奏される多楽章構成の大規模な楽曲のことである。
山田耕筰は、日本を代表する作曲家であり、指揮者でもあります。
日本語の抑揚を活かしたメロディーで多くの作品を残してくださいました。
日本初の管弦楽団を造るなど日本において西洋音楽の普及に努め、国際的にも活動、欧米でも名前を知られた最初の日本人音楽家でもあります。

この日に、ご紹介したい絵本は

『クマとこぐまのコンサート』

(作/デイビッド・リッチフィールド、訳/俵 万智、ポプラ社2021年2月第1刷)です。

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この作品は、当ブログの9月4日にご紹介をした『クマと森のピアノ』の続編です。

大都会に渡り、ピアニストとして大きく成功をしたクマのブラウンは、引退してふるさとの森に帰りました。
森の生活になじめなくて過去を懐かしんでいたブラウンでしたが、パパになります。
森で遊ぶこぐまが、かつてブラウンが弾いていた「森のピアノ」と出会います。
そしてブラウンは、こぐまに昔の話を聞かせるのでした。
こぐまはパパの活躍をとても誇らしく思いますが、パパはもうピアノを弾こうとはしません・・・
こぐまはあることを思いつき、小鳥に一通の手紙を届けてもらいます。
何日も手紙の返事を待つこぐま・・・彼は誰に何を知らせたのでしょうか。
そして、彼の想いは通じるのでしょうか・・・

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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日頃ホッと出来る居場所があったらいいなと感じているママと子供たちへ
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たきのい絵本かあちゃん 
加藤正子

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