5月15日 『アベコベさん』
📕絵本で「今日は何の日」📕
5月15日は「国際家族デー」です。
1993年(平成5年)9月の国連総会で制定されました。
家族は社会の基本単位であり、家族にできる限り広範な保護と援助が与えられるべきとしています。
家族は国や社会により、様々な形態と機能がありますが、家族における男女の平等が求められ、暴力や差別・貧困のない家族が望まれています。
また、子ども達が健康に育つためには、家族の愛情とともに、医療や教育をはじめとする基本的な支援も必要です。家族は重要な役割を担い、その認識を高めるための日であるとされています。
大切な日ですね・・・
今日ご紹介する絵本は、ちょっと変わった家族のお話です。
『アベコベさん』
(文/フランセスカ・サイモン、絵/ケレン・ラドロー 、訳/青山 南、文化出版局)です。
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あるところに、アベコベさんの一家が住んでいました。
彼等はとってもユニークな生活をしています。
例えば・・・
よそ行きの洋服を着て台所で眠り、夜中に起きます 😲
パジャマに着替えてベッドに集まり夕食を取ります 😲
食べものは手で投げる事がお行儀が良くて、フォークを使うとNG 😲
学校は子どもたちが先生で両親が生徒 😲
こんな様子が、沢山描かれています (笑)
そんなある日、お隣のプラムさんから子守りを頼まれて
一家はお隣の家に出かけていきます。
綺麗に整った部屋をみて、「これではかわいそう・・・」とあらゆるものをひっくりかえし・・・
「きれいになったね!」と (笑)
預かったルーシーちゃんも意識改革・・・絵は壁に描くもの 😲
不本意ながら、朝食は台所でたべるものの、まずはケーキを全部食べよう!トマトは後で 😲
そんなところに、窓から入ってきた泥棒・・・
窓から入ってきたことを褒められ 😲
歓迎の気持ちを込めて、みんなから食べ物を投げつけられ・・・ 😲
あっという間に逃出しました
泥棒が逃出す姿を見て、急いで帰ってきたプラムさんの奥さん。
メチャクチャになった家は泥棒のせいだと思い込み・・・(笑)
アベコベさん一家は、きれいにしてあげたのにお礼を言ってもらえなかったと・・・(笑)
このお話しで、ちょっぴり羨ましい事。
アベコベさんの一家では、だれも自分達の価値観を疑わず、家族が一致団結しているところがいいなと思うのです・・・
みなさんはいかがですか?
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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています。≫
昨日は雨☂で中止、次週は当初からのお休みとなります。
次回の活動は、5月28日を予定しています。
お天気に恵まれますように☆彡