2023年12月6日「姉の日」

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

12月6日は「姉の日」です。

この日は、漫画家で兄弟型・姉妹型の研究家である畑田国男氏が1992年(平成4年)に提唱しました。

日付は9月6日の「妹の日」の3ヵ月後であることと、この日が祝日の聖ニコラウス(サンタクロース)に
まつわる三姉妹伝説に由来し、ヨーロッパでは「サンタクロース・デー」と呼ばれていることから。

その昔、ある貧しい生活を送る三姉妹がいました。
その貧しさの中で、長女の姉は妹たちの幸せのために自分の身を売ろうとしていたのです。
それを知ったニコラウスは心を痛め、何とかしようと真夜中にその家を訪れ、
窓からこっそり金貨を中に投げ入れました。

すると、その金貨は偶然にも暖炉の前に干してあった洗濯物の靴下の中に入りました。
その金貨のおかげもあって長女は身売りをせずに済み、三姉妹は無事に嫁入りすることができたといいます。

このような物語に由来して、姉はしっかり者で控えめ、気配りができて犠牲的精神を持つとされてきました。また、クリスマスプレゼントを靴下に入れるにようになった由来とも言われています。

この「姉の日」にご紹介したい絵本は、

『おねえさんになるひ』

(文/ローレンス・アンホルト
絵/キャサリン・アンホルト
訳/吉上 恭太
徳間書店1998年6月30日初版発行)です。

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もうすぐ春です

ソフィーは遊びに行った森の中で、おかあさんから大事なひみつをきかされます。
冬になったら、赤ちゃんがうまれるのです。

赤ちゃんを心待ちにするソフィー

夏が過ぎ
秋になり

赤ちゃんを迎えるお手伝いをして
お人形で抱っこの練習もします😊

お父さんと雪が降るのを見ていた夜
弟が生まれました👶

お姉ちゃんになったソフィー

赤ちゃんと生活をするうちに
お母さんもお父さんも赤ちゃんにかかりきり・・・
想像していたのとは大ちがい・・・

赤ちゃんなんかもういらない、どっかにいっちゃえ! 

雪の中一人庭に出て泣くソフィーを、
お父さんがしっかりと抱きしめてくれて・・・

お姉ちゃんになるのって大変ですよね~
わたしも弟がいるおねえちゃんです
幼い頃の感情を思い出しました・・・

水彩画が美しい、心に残る作品です。

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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