2023年2月28日『ビスケットのかけらがひとつ』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

2月28日は「ビスケットの日」です。

これは、ビスケットに関する調査・研究などを行う一般社団法人全国ビスケット協会が
1980年(昭和55年)に制定しました。

1855年(安政2年)のこの日、パンの製法を学ぶために長崎に留学していた
水戸藩の蘭医 柴田方庵(しばた ほうあん、1800~1856年)が、同藩の萩信之助に
オランダ人から学んだ軍用のパン・ビスケットの製法を書いた「パン・ビスコイト製法書」の書簡を送った。
これが、ビスケットの製法を記した日本初の文書とされています。

また、ビスケット(biscuit)の語原がラテン語で「2度焼かれたもの」という意味の
「ビス・コクトゥス(bis coctus)」であることから「に(2)どや(8)く」(2度焼く)と読む
語呂合わせの意味もあるそうです。

こんな日にご紹介したい絵本は

『ビスケットのかけらがひとつ』

(作/こだまともこ、絵/織茂恭子、福音館書店1986年6月1日発行)です。

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赤い屋根の家の庭の赤アリと青い屋根の家の庭の黒アリが
二つの家の間にある切り株の上に落ちていたビスケットのかけらを取りあって
喧嘩を始めました。

そこへそれぞれの家のカエルやオンドリやイヌが次々やってきて
次から次へと交替して喧嘩を続けます。

しまいには、
沈みかけていた太陽と昇りはじめた月の争いにまで発展します💦

喧嘩はエますますスカレートして奇想天外な事態になります😲



ですが、最後には・・・。

気がつくと・・・(*^-^*)
やれやれ・・・

こだまともこさんの創作ものがたりですが、織茂恭子さんの絵で外国の昔話のような雰囲気です。

⚠こちらの書籍は現在絶版となっていますので、蔵書をご利用ください。

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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たきのい絵本かあちゃん 
加藤正子

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