2022年12月2日『おおきく おおきく おおきくなると』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

12月2日の今日は「日本人宇宙飛行記念日」です。

1990年(平成2年)のこの日、当時のTBS秋山豊寛記者を乗せたソビエト連邦のソユーズTM-11号が打ち上げられ、
日本人初の宇宙飛行に成功しました。
TBSが調印した1989年時点では、毛利衛のNASA・スペースシャトルでの飛行が日本人初になるはずでした。
ところが、1986年(昭和61年)のスペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故の影響で毛利の飛行が遅れたため、
秋山が日本人初となりました。
秋山は、民間人では初めて商業宇宙飛行を利用するとともに、ジャーナリストでは初めて宇宙空間から宇宙を報道しました。

そんな今日のおすすめの絵本は、

『おおきく おおきく おおきくなると』

(文/佐藤 ひとみ、絵/谷口 靖子、福音館書店2008年7月10日発行)です。

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学校の身体測定で、1年生で一番小さいことがわかりショックを受けるゆうきくん。

帰り道、長く伸びた自分の影を見て思うのです。「このくらいおおきくなれたらな・・・」。
その時、自分の影法師が起き上がってビックリ!!
影が何やら、ごにょごにょとつぶやくと・・・
二人はあっという間に巨人の様に大きくなります。そして、街じゅうの人々が驚きます。

まだまだ大きくなり続けます。

東京タワーの影とケンカになり、投げ飛ばされたゆうきくん。
着地したのは、大きくてやわらかい富士山の影。

喉が渇くと、入道雲を食べながら、影二人に自分の正直な気持ちを話すのでした。

その時、富士山の影が教えてくれます。
「もっと大きくなれば、別の世界が見えるよ。」と。

そうです!さらに大きくなったゆうきくんは、宇宙に顔を出したのです。
スペースシャトルに挨拶をして、そして、宇宙に飛び出していきます。
美しい地球を包み込みます。
ですが、その時、自分の影は月にかみつこうとしているではありませんか・・・
止めようと、ゆうきが影にとびかかると・・・

大きくなったのは、夢だったのでしょうか・・・
気付くと家の前に元通り戻っていました。

こうしてゆうきくんは、宇宙や地球の事をもっと知りたくなるのです!
将来が楽しみですね!!


あとどのくらいすると、一般の人々も宇宙から地球が見られる様になるのでしょうか。
私も、みてみたいのです~☆彡

⚠こちらの書籍は現在品切れ、重版未定となっていますので、蔵書をご利用ください。

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日頃ホッと出来る居場所があったらいいなと感じているママと子供たちへ
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たきのい絵本かあちゃん 
加藤正子

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