2023年5月17日『はなのすきなうし』
📕絵本で「今日は何の日」📕
たきのい絵本かあちゃんです😊
5月17日は「多様な性にYESの日」です。
この日は1990年(平成2年)5月17日、国連の世界保健機関(WHO)が
同性愛を精神疾患のリストから除外したことに由来する「国際反ホモフォビア・デー」でもあります。
記念日は、多様な性を認め合う気持ちを広めることが目的とされています。
そして、SDGs『持続可能な世界を実現するために掲げられている17のゴール(目標)』についてみると、
⑤ジェンダーの平等を実現しようの内容ともリンクすると思います。
ご紹介する絵本作品は、
『はなのすきなうし』
(おはなし/マンロー・リーフ
絵/ロバート・ローソン
訳/光吉夏弥
岩波書店1954年12月10日第1刷発行)です。
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スペインに“ふぇるじなんど”と呼ばれる一頭の子牛がいました。
他の子牛がはねたり、駆けまわったり、頭を突っつき合ったりする中で、
ひとりで一日中、木陰で過ごし、静かに花のにおいをかいでいるのが好きでした。
母親は独りぼっちでいる彼を心配していました。
彼が寂しがっていないことを知った母親は、物わかり良く彼を好きなようにさせておきました。
どんどん大きくなって、強い牡牛になったふぇるじなんどでしたが、
他の牛が華々しく闘牛にデビューしたくて日々訓練している横で、
相変わらず木の下で静かに花のにおいをかいでいました。
そんなある日、5人の男たちが闘牛の強い牛を探しにやって来ます。
他のみんなは、自分を闘牛場へ連れていってほしくて、自分は強い牛だとアピールします。
けれども、ふぇるじなんどはあいかわらず・・・
木の下でゆっくりしようとします・・・
ですが!!
座った場所には、くまんバチが!!!
ふぇるじなんどは、刺されて大暴れ
男たちは大きくて強い牛が暴れている姿を見て、大喜び!!
さて、マドリードへ連れてこられたふぇるじなんど。
いよいよ、闘牛でデビューの日を迎えます・・・
さぁ、彼は期待通り立派に戦うことが出来るのでしょうか・・・
👀!!
闘牛場に来ている女の人達がたくさんの美しい花🌺🌻🌷を身に付けていたものですから・・・
やっぱりね・・・(^_-)-☆
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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫
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たきのい絵本かあちゃん
加藤正子
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