2022年12月16日『いとでんわ』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

12月16日は「電話創業の日」です。

1890年(明治23年)のこの日、東京市内と横浜市内の間で日本初の電話事業が開始し、千代田区に設置された電話交換局が営業を始めました。
加入電話は東京155台・横浜44台、電話交換手は女子7人・夜間専門の男子2人が対応しました。
当時の電話料金は定額料金で東京が40円・横浜35円。
この時代、1円で米が15kg買えたため、今の値段にすれば40円は24万円くらいに相当し、当時の電話はとても高価なサービスだったことが分かりますね。
1876年(明治9年)にアレクサンダー・グラハム・ベルが電話機を発明すると、翌1877年(明治10年)には工部省が電話機を早速輸入して実験を行い、電話機の国産化に着手していたそうです。

今日ご紹介したい絵本は、

『いとでんわ』

(文/小林 実、絵/荒木 桜子、福音館書店1969年10月1日発行)です。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

同社の「かがくのとも」シリーズからの特製版を友人からお譲りいただきました。

風船と風船をくっつけると、ぶるぶるして「おはよう」が聞こえます。
風船と風船を糸でつないでも、聞こえます。
糸が震えることで音は伝わります。
紙コップを使うともっとよく聞こえます。
紙コップ2つを短い糸でつなぐと電話機も作れるのですね~

はなれた場所でも!

今の子ども達は、機械から声が聞こえるのがあたりまえだとおもっていますよね・・・
「音」について知らせるのに役立ちそうです!

⚠こちらの書籍は現在品切れ、重版未定となっていますので、蔵書をご利用ください。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

https://meet-bunko.com
日頃ホッと出来る居場所があったらいいなと感じているママと子供たちへ
心が満たされ元気になる栄養の一冊をおすすめします
たきのい絵本かあちゃん 
加藤正子

Instagram始めています 😊