2022年11月30日『おだんごぱん』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

11月29日は「心をスイッチいいブックの日」でした。
これはオリジナル絵本を手がける岐阜県各務原市のSWiTCHBOOK FACTORYが制定しました。
日付は「いい(11)ブック(29)」と読む語呂合わせから。
本を読んで得られるプラスの感情が日々周りに伝わっていくことで、未来が優しさに包まれるようにとの願いが込められています。

そしてわたくし、今年もこのお題を少々重く受け止めてしまい、おすすめ絵本を決められず・・・
ほかのお題でのご案内といたしました。

明けて11月30日は更に絵本ファンとしては壮大なお題となる「絵本の日」!!
皆さまご存知でしたでしょうか。

よし!気合を入れてまいります!! 

1986年11月30日に、瀬田貞二さんが著した『絵本論』(福音館書店)が発行されたことにちなんで、民間図書館「絵本と図鑑の親子ライブラリー」(ビブリオキッズ&ビブリオベイビー)により制定されたそうです。

※ 『絵本論』とは ※

作家、評論家、翻訳家として著名な瀬田貞二さんが書かれた著書です。
日本において、戦後“絵本”に関する基本的な考え方を最初に示し、その後の絵本の世界に大きな影響を与えました。

瀬田さんは、
『三びきの やぎの がらがらどん 北欧民話』
(絵/マーシャ・ブラウン、訳/せた ていじ、福音館書店)
 <当ブログにて8月4日にご紹介済です>

『おやすみなさい おつきさま』
(作/マーガレット・ワイズ・ブラウン、絵/クレメント・ハート、訳/せた ていじ、評論社)
 <昨年の同日11月30日の投稿でご紹介しています>
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0CXCuHrqW7XBZ3gsuaoyt13jjYuHvS8QWCfAAFFmKhib6JJEvRRzpZpFeUKETVwdWl&id=100072693453521

『おだんごぱん ロシア民話』
(訳/せた ていじ、絵/わきた かず、福音館書店)

『グリム童話 ブレーメンのおんがくたい』
(絵/ハンス・フィッシャー、訳/せた ていじ、福音館書店)

『ものいうほね』
(作/ウィリアム・スタイグ、訳/せた ていじ、評論社)
 <当ブログにて5月27日にご紹介済です>

など数々の名作絵本や、
映画化された「ナルニア国ものがたり」シリーズ全7巻(これは我が長男が小学生のときに全巻を繰り返し読み漁っていました。)、『指輪物語』(映画「ロード・オブ・ザ・リング」)の翻訳者として有名な方です。

そして今日のご紹介は、これらの作品の中から、
まだご紹介していない

『おだんごぱん』 ロシア民話

(訳/せた ていじ、絵/わきた かず、福音館書店1966年5月1日発行)

をご紹介したいと思います。
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なけなしの小麦粉をあつめてこねて、おばあさんはおじいさんのためにおだんごぱんを焼きます。
焼き上がったおだんごぱんを、おばあさんは窓辺においてひやします。
ところがさびしくなったおだんごぱんは、ころがりだします・・・
そして、家の外へと逃げ出します。

次々に出会う動物たちから自前の歌で逃げ続けます。
うさぎ🐰→おおかみ🐺→くま🐻

このあと出会ったのは
あのずる賢いと評判の動物です・・・

さあ、おだんごぱんの運命は・・・

童話や昔ばなしの多くに語られている知恵や教え。
大切に読み聞かせ、語り聞かせ続けたいと思うのです・・・

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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たきのい絵本かあちゃん 
加藤正子

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