2022年11月8日『ふしぎなガーデン』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

11月8日は「世界都市計画の日」です。

これは、アルゼンチンの都市計画学者カルロス・パオレーラ教授により
1949年(昭和24年)に提唱されました。
世界都市計画機構の設立を目指し、住みやすい共同社会を実現する役割を確認し推進する日であります。
この記念日は4大陸の30ヵ国以上で祝われているそうです。

この事でピン💡ときた絵本作品は、

『ふしぎなガーデン 知りたがりやの少年と庭』

(作/ピーター・ブラウン、訳/千葉茂樹、ブロンズ新社2010年1月25日初版第1刷発行)です。

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むかしむかし、あるところに、庭も一本の木もないあじけない街がありました。
街の人たちは、みんな家にひきこもったまま。
そんな街に、外で遊ぶのが大好きなリーアムという名の男の子がいました。

ある日リーアムは、何年も使っていない線路に上がる階段を見つけます。
知りたがりやの彼は、ドアを押し開け線路に踏み出します。
そして、枯れる寸前の草木を見つけます。

「誰かが助けてあげなくちゃ・・・」

草木の面倒をみたことのないリーアム。草木も辛抱強く耐えます。
そしてめきめきと腕をあげたリーアムは、自らを庭師になったように感じるのです。
長い線路に沿って、たくましい雑草や苔が動き出します🌱

知りたがりやのリーアムも線路の先まで探検がしたいのです。

何カ月が経つと、リーアムと知りたがりやの庭は鉄道のすみずみまで探検しつくします。
厚い雪に覆われる冬も、リーアムは春に備えて準備を怠りません。
春になると草木は生き返り、線路の外にまでゆっくりと動き出します・・・
リーアムは草木が生えてはいけない場所は整え、こっそりと草木を広げていきます🌳

驚いたことに、あたらしい庭師たちが次々と姿を現し始めます。
そして・・・

ニューヨークにかつて走っていた高架鉄道。
その跡地で、自然が自由に鉄道を彩り始めたそうです。

自然にこれほどの力があるのなら、街じゅうが本気で自然と手を組もうときめたなら、
いったいどんなことが起きるのでしょうか・・・
作者あとがきより。

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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たきのい絵本かあちゃん 加藤正子

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