2022年11月7日『ちいさなはくさい』
📕絵本で「今日は何の日」📕
たきのい絵本かあちゃんです😊
11月7日は「立冬」です。秋が極まり冬の気配が立ち始める頃ですね。
今も我が家では深々と冷えてきている様に感じます。
そんな立冬の今日は、「鍋の日」でもあります。
鍋料理に欠かせないつゆなどを作っている食品メーカーが制定。
冬の到来を感じる頃になることから、冬に向かい鍋物がより美味しくなることをアピールし、
家族で鍋を囲んで団らんを楽しんでもらおうとの願いが込められているそうです。
そんな日にご紹介したい絵本は、鍋の準主役ともいわれる白菜の作品です。
『ちいさなはくさい』
(作/くどうなおこ、絵:ほてはまたかし/小峰書店2013年4月24日第1刷発行)です。
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丘の上の柿の木と、畑から飛び出してしまった白菜の双葉の会話からお話は始まります。
白菜の双葉は生まれたばかり。何もわからず色々な事を柿の木に尋ねます。
畑の中では他の白菜が大きく立派に育つ中、飛び出した白菜はなかなか大きくなりません。
次々と他の白菜が収穫されていく中、大きくなろうとしますが叶いません。
そして・・・
トラックの運転手は、このちいさな白菜は収穫せずに去っていきます。
「きみは、ここで春を待って・・・」と言い残して。
他の白菜がいなくなりしんと静まり返った畑で、物知りの柿の木と話します。
そしてその柿の木に見守られるようにして、厳しい冬を越します。
春が訪れます。
白菜は・・・とっても、しあわせそうです。
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日頃ホッと出来る居場所があったらいいなと感じているママと子供たちへ
心が満たされ元気になる栄養の一冊をおすすめします
たきのい絵本かあちゃん 加藤正子
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