3月27日 『桜守のはなし』

📕絵本で「今日は何の日」📕
ここ数日は、SDGsから絵本をご紹介してきました。
今後は、「今日は何の日」にあたる絵本が思いつかない時に「SDGs」からご紹介していこうと思います😊
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今日3月27日は「さくらの日」であり、コロナ禍以降に制定された「オンライン花見の日」でもあります。
「さくらの日」素敵ですよね🌸
この地域でも、今は三分咲きといったところでしょうか。美しい季節の到来です🌸
日付は「3×9(さくら)=27」の語呂合わせと、七十二候の一つ「桜始開」(さくらはじめてひらく)が重なる時期であることから。日本の歴史や文化、風土と深く関わってきた「さくら」を通して、日本の自然や文化について、国民の関心を深めることが目的とされています。
様々なさくら植樹事業を実施してきた「日本さくらの会」が1992年(平成4年)に制定しました。
日本のさくらを守り育てるため、「さくら名所100選」の選定や、さくら名所の保全や名木・巨木の保存、稀少品種の育成に努めているそうです。

この日におすすめしたい絵本は、
『桜守のはなし』
(作・写真:佐野 藤右衛門、写真:水野克比古、講談社)です。
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京都の造園業16代目である桜守の佐野藤右衛門さんが、子どもたちにむけて、桜を守ること、木のいのちを継ぐことへの思いを、日々の仕事を通じて語りかける写真絵本です。

この本は、佐野さんの保有する写真と、京都在住の桜写真家、水野克比古氏による桜の木とともに構成されています。

私たちは、桜の花が咲く時期に注目します。でも、桜守の仕事は、桜が散って芽が出たところからが一年の
始まりになるそうです。そして、手塩にかけて守るんだそうです。

桜への愛情が、何よりも必要。でも、かまいすぎてもいけない。
見守る事。
人の子育てとおなじですね・・・

佐野さんは、桜を通じて、人間と自然との関係、個性がうまれることのたいせつさを子どもたちに、伝えています。

淡く美しいピンクの桜が見開きいっぱいに広がる春の写真は、圧巻です。

まん延防止措置が解除されましたが、安全に桜を楽しみたいですね🌸🌸🌸
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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています。≫

ようやく、感染者数が減ってきたようです。
4月から心機一転、楽しく安全に活動を再開できるように準備をしています!!
お楽しみに~