2023年12月7日「クリスマスツリーの日」

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

12月7日は「クリスマスツリーの日」です。

クリスマスツリーは、クリスマスのために飾り付けられた木です。
皆さんご存じですよね(笑)

旧約聖書の『創世記』に登場する「知恵の樹」の象徴とされています。
1886年(明治19年)のこの日、食料品・和洋酒類の小売・輸出入、船舶に対する納入業を営む小売業者に
日本初のクリスマスツリーが飾られたとされています。
このクリスマスツリーは横浜の外国人船員のためのものでした。

また、この年よりも前に日本においてクリスマスツリーが飾られていたという情報もあります。
1900年(明治33年)に同社が東京・銀座に進出すると、銀座のクリスマス飾りは広く行われるようになり、
同じ頃には、神戸でもクリスマス用品の生産が始まりました。

日本のクリスマス行事は、1928年(昭和3年)の朝日新聞紙上で、「クリスマスは今や日本の年中行事となり、
サンタクロースは立派に日本の子供のものになっている」と書かれるほど定着していました。

この日にご紹介したい絵本は、

『ちいさなもみのき』

著/マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵/バーバラ・クーニー
訳/上条由美子
福音館書店1993年10月20日発行)です。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

森の大きな木々から少し離れたところに立つ一本のもみの木のお話しです。

一粒の種が風に吹かれ、空を飛び、森を越え、土の上に落ちました。

春が過ぎ 夏が過ぎ 秋が過ぎ
冬が過ぎました

再び春が来て
種は芽をだし、根を広げ、伸びていきます。
そんな季節が7回過ぎていきます
様々な自然が織りなす景色の描写が素敵です✨

そして7回目の冬が来ます

森の木々から離れていることを寂しく思う「小さな木」

そんな「小さな木」にシャベルをもった男の人がやって来ました。

彼の息子のためにクリスマスツリーを探しに来たようです。
男性は「小さな木」を掘り起こし担ぐと森をぬけていきます。

「これからすばらしいお祝いに行く」
「君もみんなと一緒にお祝いをする」
「春が来たら君を見つけたところに帰して植えてあげる」
「毎年冬に連れにきて春には元に戻そう」
「こうしてここまで来ることができない息子と一緒に大きくなってほしい力になってほしい」
と伝えるのでした。

小さな男の子は足が悪く、
一度も森へ行ったことがありませんでした。
一度もベッドから出たことすらなかったのでした。

窓から見える生きた木が欲しいと思っていたのでした。

そんな彼の部屋の樽に
「小さな木」は植えられ
そしてきれいに飾り付けられました。

春には約束通り森のはずれに帰る「小さな木」

毎年ぐんぐんと大きくなり
黒いブーツの男の人が連れに来てくれるのが楽しみになりました

いつもより早く雪が降った冬
その年は男の人がやって来ません・・・

クリスマスの無い冬は空っぽだ・・・

その時、歌声が聞こえ近づいて来ます😊
ずっとベッド横で見守ってきた男の子です😊

たくさんのお友達と
自分の足で来てくれたのです!!

本当のお祝いです🎄


*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

日頃ホッと出来る
居場所があったら
いいなと感じている
ママと子供たちへ
心が満たされ元気になる
栄養の一冊をおすすめします

Instagram始めています 😊

https://instagram.com/mbmb20220707_ehon?igshid=YzAwZjE1ZTI0Zg==