2022年11月6日『おたからパン』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

今日11月6日は、「パンわーるどの日」です。

岡山県総社市の総社商工会議所とパン製造販売店などで構成する「パンわーるど総社/So-Ja!pan委員会」
によって制定されました。
日付は総社市の各パン店などが市の特産品「古代米・赤米」を使って仕上げた「フルーツシューケーキ」を発売した
2016年(平成28年)11月6日にちなんで決められています。
総社市は岡山県内一のパンの製造出荷額を誇り、人気のパン店も多い「パンの街」です。
このおいしい総社のパンを多くの人に食べてもらうことを目的としています。

今日のおすすめの絵本は、

『おたからパン』

(作・絵/真珠まりこ、ひさかたチャイルド2016年7月第1刷)です!

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あまりのおいしさに、食べた人が歌ってしまうほどのパンを売る「おたからパン」というパン屋さんでのお話です。
店の前にはいつも行列ができています。

ひとりの男がこのパン屋に入ろうとしています。
おたからがたくさんありそうだと・・・この男は泥棒でした。

夜になってお店に入り込み、あちこちを荒らして探しますが、お宝は見つかりません。

そして、男は店の親方に見つかってしまいます。

そして親方は言います。
宝が欲しいのなら泥棒なんかやめてここで働けと。

男はパン屋で働くことを決めます。
親方のする通り、しっかりと真似をして、
親方がする通り、願いを込めて。
数えきれないほどのパンを焼きます。
そして気が付くと、男の焼いたパンを食べた人たちが、歌うようになります♬

一人前になった男は、お宝を手にしたのです。

親方は男に自立して店を出すように、送り出してくれたのでした。
男は故郷に帰り、自分の店をかまえます。
そうして、男はお宝が何なのかを知るのでした

そして・・・あるばん・・・一人の男が・・・

素敵な連鎖が始まります!
恩送りですね!

作者は、イタリアにある行列があるパン屋さんの話を聞いて、この作品を作られたそうです😋

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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たきのい絵本かあちゃん 加藤正子

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