11月15日 『おおかみのおなかのなかで』

11月15日といえば、七五三ですね。この週末は、いつもお参りをさせていただいている神社にも、おめかしをしたチビッ子達と嬉しそうなご家族がたくさんお参りされていました。おめでとうございます~

そして今日は、「狩猟解禁日」でもあります。「鳥獣保護及び狩猟に関する法律」(狩猟法)で、鳥獣の保護と乱獲を防ぐために狩猟がこの日に解禁されます。翌年2月15日まで狩猟ができますが、北海道だけは10月1日から翌年1月31日までと定められているそうです。

そんな今日、ピンときた絵本は、
『おおかみの おなかの なかで』
(文:マック・バーネット、絵:ジョン・クラッセン、訳:なかがわちひろ、徳間書店)です。
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あるあさ、ねずみがおおかみに出会い、ぱくっとたべられてしまいます。
おおかみのおなかのなかは、まっくらです。
ねずみは「もう終わりだ・・・」と泣きます。
すると、そこに誰かのどなり声が聞こえてきます。
ろうそくの火に照らされて、あひるがベッドに寝ているのが見えます。
寝ているところを起こされて怒っているのです。
今はもう朝だよと伝えると、あひるはあっという間に朝ごはんを準備してくれます。
色々なものも手に入るし、もうおおかみに食べられる心配もない。
あひるはおなかの中での生活を楽しんでいます。
ぱくっと食べられた者同士の共同生活の始まりです。

おなかの中で二匹が踊ると・・・おおかみのおなかは痛みます。
すると二匹は、自分たちが欲しいものをおなかの中から大声で伝えます。
おおかみは聞こえた通り・・・おなかの声を信じて、瓶入りワインもチーズも丸呑みします。
こうやって2匹は、色々なものを手に入れることが出来るのです。

おおかみの具合はよくならず、ぐったり・・・・
そこに現れる狩人。鉄砲を放ちます。おおかみの鼻をかすめる弾丸。
おなかの中の2匹は、自分たちの家を守るためにおおかみに加勢します。
口から2匹が飛び出してくるのを見た狩人は、気味悪がって逃げていきました。

この後のおおかみは?そして2匹は~?
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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を頂いています。≫

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