2023年2月20日『わたしはあかねこ』
📕絵本で「今日は何の日」📕
たきのい絵本かあちゃんです😊
今日2月20日は「アイラブミー記念日」です。
化粧品の通信販売などを行う会社が制定しました。
日付は同社の『アイラブミー会報誌』の創刊号が発行された2011年(平成23年)2月20日より。
「自分をもっと好きになり、すべての人ももっと好きになってほしい」というメッセージが多くの人に広がり、
自分を愛することの素晴らしさを改めて思い出す日にとの願いが込められているそうです。素敵ですね😊
この日に是非、ご紹介したい絵本があります!!
『わたしはあかねこ』
(作/サトシン、絵/西村 敏雄、文溪堂2011年8月初版第1刷発行)です。
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真っ白な白猫母さんと、真っ黒な黒猫父さんからうまれた「あかねこ」のおはなしです。
他の兄弟は、みんな白と黒で猫らしい模様です。
私だけ赤い色をしているから、お父さんもお母さんも、みんなが心配して同情ばかりする・・・
私は、きれいで可愛い、この色が好きなのに・・・。
みんなと一緒なんて、つまらない・・・
何とかして白や黒の色にしようと、家族から色々な事をされる「あかねこ」。
みんなと同じより、そのままの自分がいい!
そんな自分をわかってくれない家族から離れるために、家を飛び出します。
いろんな所をひとりで旅をします。
家族を思い出して寂しくなったりもします。
それでも、家を飛び出して良かったと思う「あかねこ」です。
ある町で、素敵な出会いがあったから。
そして、素敵な家族をもてたからね!
この絵本は、私の大好き絵本のトップ3に入る、お気に入りです!
以前この絵本の編集の方から、読者の方々には是非『裏表紙』まで読んで欲しいというお話を伺いました。
自分らしさを求めて家を出た「あかねこ」の行動は、決して自分勝手なものではなく、自身のアイデンティティを守るためやむを得なかった事。家族を持つことで自己を確立して、あらためて実家の家族と向き合えるようになった。
ここまでで、完結する物語なのだそうです。
このアイデアは、画家の西村氏が原画作成する際に提案されて、作家のサトシンさんの了承を得て実現されたそうです。
絵本って、やっぱり、深いなぁ・・・
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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫
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たきのい絵本かあちゃん
加藤正子
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