2023年1月16日『そうべえ ごくらくへ ゆく』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

1月16日は「閻魔参り・閻魔賽日」です。
これは仏教上の年中行事で、地獄の釜の蓋が開いて、鬼も亡者も責め苦から免れ、休む日とされているそうです。

これを知ってイメージした絵本は、

『そうべえ ごくらくへゆく』

(作/たじま ゆきひこ、童心社1989年10月20日第1刷発行)です。

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とざい とうざい~
かるわざしのそうべいが芸を披露していると、大風で吹き飛ばされます・・・
町に災いが起こると予言をして、町人からお金をだまし取っている山伏も大風で吹き飛ばされます・・・
その山伏が運ばれた医者に、飛ばされたそうべいが降ってきて・・・どしーん!!

この三人死んでしまった様で、気が付くと閻魔様の前。
あーだ こーだと喧嘩を始めます。
閻魔様は失礼な三人に「地獄」行きを命じます。

糞尿地獄に入れてしまえと言った閻魔様ですが、三人と一緒に地獄にはまってしまうのです・・・💧

山伏はここでもまじないで悪さを続けます。
三人の巻き添えをくって、困った閻魔様。

山伏は自分たちを「ごくらく」へ連れて行ってくれれば、まじないを解くといって閻魔様を買収します。

こうして三人は、「地獄」から「ごくらく」へやってきます。

浮かれて踊りだすそうべい、花の上で静かにするようにあみだ様に叱られます。
そのあみだ様を、今度はにおい袋で眠らせた医者どん・・・

このあとも、次から次へと、事を起こす三人。
どうなることやら・・・

最後は、「地獄」も「ごくらく」もまぜこぜに・・・(笑)
みんな幸せそう・・・?!(笑)

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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たきのい絵本かあちゃん 
加藤正子

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