2023年12月22日「冬至」
📕絵本で「今日は何の日」📕
たきのい絵本かあちゃんです😊
12月22日は「冬至」です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
「冬至(とうじ)」は「二十四節気」の一つで第22番目にあたります。
北半球では太陽の高さが一年で最も低くなる日です。
そのため、一年中で最も昼(日の出から日没まで)が短くなり、夜が最も長い日です。
この日は、季節の変わり目であり、寒さがますます厳しくなる時期でもありますね。
この日にユズを浮かべた柚子湯に入り、カボチャを食べると風邪を引かないと言われています。
これらの習慣は江戸時代からあるそうで、この日に柚子湯を用意する銭湯もあるそうです。
また、地域によっては、邪気を払うとされる小豆粥(あずきがゆ)を食べる風習、
「体の砂払い」と称し体内の悪いものを掃除するというコンニャクを食べる風習もあるそうです。
また「ん」がつくものを食べると良いともされていますね。
「冬至の七種」といわれ、かぼちゃ(なんきん)、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、
うどんだそうです。
この日にご紹介したい絵本は、
『あずきがゆばあさんととら』
文/パク・ユンギュ
絵/ペク・ヒナ
訳/かみやにじ
偕成社2022年10月1刷
です。
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朝鮮半島での昔ばなしです。
むかしむかし、深い山奥で暮らすおばあさん。
小豆粥を炊くのが上手なおばあさんは、あずきがゆばあさんと呼ばれていました。
あたたかい春の日、おばあさんが畑で草取りをしていると
とてつもなく大きいとらが現れます・・・💧
とらはおばあさんを食べようとしますが、
おばあさんはとらに言います。
冬になり食べ物がなくなる頃、収穫した小豆をおかゆにして、たらふく食べてから
わたしを食べるといいと。
とらは、それはイイと言って山へ消えていきました。良かった😊
季節はめぐり、冬が訪れ冬至の日を迎えます。
この日に炊くことになっている小豆粥を炊きながら
あずきがゆばあさんは、おいおいと泣くのでした。
それを心配して話しを聴いた
くり・すっぽん・うんち・せんまいとおし・いしうす・むしろ・しょいこ達は
お婆さんの小豆粥をご馳走になると、食べられないように助けると言ってくれるのでした。
そして、とうとうやって来ました。
とらです!!
おばあさんは寒かろうと、とらをかまどのそばに導き入れます。
さあ、始まります。
味方のみんなは、あらゆる手段でとらをやっつけるのです(^^)v
そして、とらは・・・・
よかったね!!あずきがゆばあさん
美味しいものは、分け合って
まわりも幸せに💛
そして、自分も♬
お人形を使って表現されているペク・ヒナさんの世界観も素敵です。
日本にも似たおはなしがありますね。
我が家の冬至は、かぼちゃと柚子を食し、柚子はお風呂にも入れて、厄を払い健康を願っています。
そして、お話に出てきた小豆粥は1月15日の小正月に毎年いただいています。
土地や場所によっていろいろですね😊
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