2022年9月6日『小さなピスケのはじめての友だち』

📕絵本で「今日は何の日」📕

秋の気配を感じる今日この頃です。
そして、うちの庭の柿が色づいてきました。
日頃から庭に居ついているカラスたちですが、この時期になると柿を食べに降りてきます。

はい!お察しの通り、今日9月6日は「カラスの日」です。

日付は「9」と「6」英語でカラスを意味する「クロー=CROW」と読む語呂合わせから。
普段は嫌われがちなカラスも、
意外と愛らしい・意外と面白いと気付いてもらうきっかけの日とするとともに、
カラスを愛する人へエールを送ることを目的としています。
日本初とされるカラス雑誌『CROW'S』を発行する「カラス友の会」が制定したそうです。

今日ご紹介する作品は

『小さなピスケのはじめての友だち』

(作/二木 真希子、復刊ドットコム 2018年5月20日初版発行)です。

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主人公のピスケは小さな動物の女の子(リスだと思っていましたが、別の小動物のようです・・・)。
お父さんお母さんから独り立ちして丘の大きな木の根もとに住んでいます。

彼女が住むお部屋の冬支度が必要になってきました。
街のお店でみつけたきれいな模様のガラス。
目玉が飛び出すほど値段の高いものですが、
「これを家の窓にはめられたら素敵だし、私は一人前になれる。」
こんな目標ができた彼女は、人気のある木のみを探して干して売ることで、
きれいなガラスを手に入れようと挑戦を始めます。

そんなある日、家の外にカラスの子供が巣から落ちているのを見つけます。
あぶないから近寄ってはいけないと言われていたカラスですが、
高い巣まで背負って帰してあげます。
それなのに親カラスに襲われて、痛い目をみてしまうのでした。

その後、一生懸命努力をしますが、思う様に交換する実は増えません。
大きくなってたずねてきたカラスは友だちになったと思えば、来なくなり、
ようやくたくさん貯めた木の実は、雨で濡れ台無しに・・・
大変な思いをたくさんしたけれど、初めての友だちのカラスとお店のおじさんにも助けられて
あきらめずに進むのです。

チャンスもヒントも諦めなければ出会えるものですね!
立派に自立して成長した彼女は自信をもって両親に手紙をしたためます。
秋の夜長、少し長めのお話ですが、愛らしい絵と共にゆっくりと楽しみたい作品です。

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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