2023年9月3日『わたままなおにわ』

📕絵本で「今日は何の日」📕

たきのい絵本かあちゃんです😊

少々ご無沙汰しております。
少しずつリハビリしながら、投稿を再開したいと思います。
応援よろしくお願いします。

9月3日は「草の日」です。

緑地管理機・農業機械の製造・販売などを手がける会社が制定しました。
日付は「く(9)さ(3)」(草)と読む語呂合わせから。
草の適切な管理により、草の力を活かして自然の力を引き出すとの観点から、
草の役割の重要性を多くの人に知ってもらい「草と共に生きる」ことを促す事が目的とされています。

この日にご紹介したい絵本は、

『わがままなおにわ』

(作/角野栄子
絵/メグ ホソキ
文溪堂 2006年3月初版第1刷発行)です。

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コーヒーショップを飾る花束のような
小さな花屋のモリンさんが作る葉っぱばかりの花束。
手に入れた人に不思議がおきるようです🍃

そんな、葉っぱばかりの花束をサービスと受け取ったのはハヤミさん。
彼になにが起きるのでしょうか・・・

彼は、両親から贈られた庭付きの一軒家に独りで住んでいます。
沢山の思い出があるその古い家できちんと暮らしていこうと
張り切っていたのでした。

ですが、抜いても抜いてもものすごい早さで
のびる庭の草と格闘をしていました。

ご近所からも一人暮らしの彼がだらしがないと言われる始末・・・

彼は、モリンさんの「みどりの花束」をみて一大決心をします。
徹底的に草を抜き
‘はなの王国’の種を買い
‘庭のとも’といわれる肥料も準備して庭にまきました。

そして、
素敵な庭でくつろぐ自分の姿を想像するのでした🌷

1週間、わくわくした気持ちで働き、芽が出るのを待ちました。
ですが、咲いた花もみどりも葉っぱも元気すぎていばっているように見えるのです・・・

むしゃくしゃする気持ちをおさえるため
コーヒーを飲みに来たハヤミさんは、モリンさんから「みどりの花束」をすすめられますが、
花束をにらみつけた途端、その草たちもツンツンとつっぱり始めるのでした・・・

「どうせ、ぼくは花たちに嫌われているんだ・・・」

そんな彼を見て、モリンさんは庭づくりに協力を申し出るのでした。
モリンさんにとっても、小さな庭をもつことが夢。
彼女は、ハヤミさんの庭の草花たちと向き合い、語り合い、
草花たちの言い分を聞き、草花たち自らにかわいいお庭作りを任せるのでした。

そして、1週間・・・
そこには・・・🌷🌱🌷🌱🌷
そして・・・💛

実は我が家も草との格闘が続いています・・・💧
私も草に話しかけてみようかしら・・・(笑)

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています≫

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