6月19日 『あめだま』
📕絵本で「今日は何の日」📕
6月第三日曜日は「父の日」です。
皆さまご存知の通り、父への感謝を表す日です。
その起源は世界中で様々であり日付も異なっているそうです。
始まりは1910年(明治43年)、アメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・ドットは、
男手1つで自分を含む子供6人を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして
父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことでした。
1916年(大正5年)アメリカ第28代大統領ウッドロウ・ウィルソンは、この地スポケーンを訪れ「父の日」の演説を行い、
これにより「父の日」が認知されるようになりました。
1966年(昭和41年)には、アメリカ第36代大統領リンドン・ジョンソンは、「父の日」を称賛する大統領告示を発し、
6月の第3日曜日を「父の日」に定めました。
日本では、これらの風習が伝わり、アメリカに倣って6月の第3日曜日が一般的な「父の日」となっています。
「父の日」を想い、ピン💡ときた絵本は、
『あめだま』
(作/ペク・ヒナ、訳/長谷川 義史、ブロンズ新社)です。
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誰も仲間にいれてくれない・・・一人遊びをする少年ドンドン。
公園でひとりビー玉はじきの遊びをしていると、新しいビー玉が欲しくなります。
ある店で、きれいな色のビー玉を見つけるのですが、実はそれは「あめだま」でした・・・
その「あめだま」を口に入れてなめると次々と不思議な事が起こります。
「あめだま」に似た色の何かの声が聞こえてくるのでした。
日頃は聞こえない色々な声。
口の中であめがとけてなくなると、声もきえます。
いろいろな言い分や思い・・・
気付かずいたこと・・・
そして、じぶんの心のようにざらざらしたあめ・・・
ドンドンにはそう見えたようですが、どうもこれはお父さんの伸びた髭のようです・・・
聞こえてきたのは、お父さんの声・・・
お父さんがドンドンを想う声が絵本の1ページをびっしりと埋め尽くすのでした。
これはおもしろくないドンドン。
日頃からお父さんに反発心があるのでしょうか・・・
ですが、次に聞こえてくる声。
それは・・・
思わずドンドンは「ぼくも」とお父さんの背中に抱きつきます😊
このシーンが頭をよぎったのです・・・💛
さらに聞こえてくる愛情いっぱいの声は?
最後は外から?
韓国の作家による、私にとって初めての絵本。
もの悲しい中に
美しい絵と優しい言葉が溢れています。
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この週末は、☀模様
ですが、急激に気温が上がる予想となっています。
気を付けたいと思います。
起こしになる際は、水分🧴をお忘れなく!!