6月17日 『いっしょだよ』

📕絵本で「今日は何の日」📕⁡

6月17日は「砂漠化および干ばつと闘う国際デー」です。

1995年(平成7年)1月の国連総会で制定されました。国際デーの一つです。
1994年(平成6年)のこの日、「国連砂漠化防止条約」が採択されました。

砂漠化と干ばつへの理解と関心を深め、砂漠化防止に向けての活動を呼びかけ、国際協力の必要性を改めて考える日です。
砂漠化は、乾燥した土地の劣化であり、主に人間の活動と気候変動によって引き起こされます。

砂漠化の原因には、木材や薪、耕作のために行われる森林の大規模な伐採、熱帯雨林における焼畑農業、集中的な農業による土壌の栄養素の枯渇などが挙げられるそうです。

砂漠化と土地の劣化による影響は、地表の3分の1に及び、100ヵ国以上、10億もの人々の暮らしや発展を脅かしています。
長期にわたる干ばつや飢饉により土地を捨て去ることを余儀なくされた人も多く存在し、環境問題により移住を強いられた人々はすでに2400万人に上るとされています。

持続可能な開発や生態系の保全のためにも、植林による木の再生と水資源の確保、防風林を利用した土壌の固定、水の節約や再利用などの対策が必要です。

SDGsの観点からも、17のゴール(目標)のうち、
「⑪住み続けられるまちづくりを」
「⑬気候変動に具体的な対策を」
「⑮陸の豊かさも守ろう」
そして更に「②飢餓をゼロに」へもつながる大切な日だと思うのです。

この事を知って、ご紹介したいと思った絵本があります。

『いっしょだよ』
(写真・文/小寺 卓矢、 アリス館)です。
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ご覧の通り、美しい新緑色の表紙の作品です

見返しは深い森の写真でおはなしは始まっていきます

小さな息吹が次々と登場します

大きいのから小さいのまで

さまざまな生命が繰り返されて
森が維持されているんですね・・・

科学には疎い私ですが
こういった森や植物が土地の水を育み
そして水による危険や災害から護ってくれていると聞いています


世界各地で次々とおこっている森林火災が環境に及ぼす影響は甚大だと感じます

わたしたちが住まう日本列島は
豊かな森林に恵まれていますね
大切に護っていきたいと思いませんか?

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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています。≫⁡

梅雨に入りました~💧⁡
リアル文庫活動は、お天気と相談しながら、⁡
可能な限り、毎週土曜日に開催していきたいと思っています~