3月24日 『クレムとカニさん』

3月17日の「みんなで考えるSDGsの日」をきっかけに、SDGsと絵本の紐づけを始めました【partⅤ】

『持続可能な世界を実現するために掲げられている17のゴール(目標)』
この中から今日3月24日は「⑭ 海の豊かさを守ろう」を選び選書しました。

ご紹介する絵本は、

『クレムとカニさん うみのためにできること』
(作:フィオナ・ランバーズ、訳:久保純子、文化出版局)です。
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海で起きている全ての事が大好きな女の子、クレムのお話です。

クレムは、砂浜に打ち上げられた“たからもの”と、人々が置いて行ってしまったものを大切に集めます。
そして、おねえちゃんとその“たからもの”を整理します。
1つの山は「海に帰すもの」。もう一つは「リサイクルするもの」です。

ある日、一匹のカニと出会います。カニはまるでクレムを見ているようでした。

次にこのカニとあったのは、カニの爪に捨てられたレジ袋が引っかかっているのをそっと取ってあげたときでした。
お家で一緒に暮らしたいと思いましたが、おねえちゃんは反対します。
でも、家にかえるバスの中、カニはクレムのズボンの裾に隠れてついてきていました。

お家を作ってあげたり、カニモデルの作品を作ったりする中で、カニの気持ちを感じたり、先生からの言葉を聞いて、クレムはカニを海のお家に帰すことを決心します。

さみしい気持ちでバスに乗り海辺に着きます。
すると、どうでしょう!
大勢のクラスメートが海辺の掃除をしています。

カニに起こったことや、自分の作品が海辺で拾ったプラスチックのゴミからできている事。
クレムはそれらを学校で発表していたのです。

それを聞いた友達が、海辺のそうじの応援に来てくれたのです!!
みんなを変える事ができたことで、自信をつけて、自分をほめるクレム。

自己肯定に結び付く行動って、いいですよね!

私も、ちっちゃいけれど、自分ができることを実践しています。
外で飲み物を飲むとき、ストローを遠慮すること。
小さな事でも、わたしたち一人一人が続けていけば、気づいたらとっても大きな「環境を守る活動」になるって信じていますので!!
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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています。≫
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楽しみにしています(^▽^)/

ようやく、感染者数が減ってきたようです。
4月から心機一転、楽しく安全に活動を再開できるように準備を開始しようと思います!!