4月4日 『としょかんライオン』

今日4月4日は「獅子の日」です。
日付は「し(4)し(4)」(獅子)と読む語呂合わせから。
「獅子」は、ライオンの別称です。
そこで、数多くある「ライオン」が登場する絵本から、

『としょかんライオン』
(作/ミシェル・ヌードセン、
 絵/ケビン・ホークス、
 訳/福本友美子、岩崎書店)をご紹介します!
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ある日、図書館にライオンが入ってきました。
慌てる図書館員を横目に、館長は冷静です。
図書館のきまりを守っているなら、そのままにしておくと・・・

ライオンは、いたってマイペースです。
静かに歩き回り、絵本コーナーで眠り、おはなしの時間が始まるとじっとお話を聞いています。

ところが、おはなしがおしまいだと聞いた途端、「うおおお・・・っ」と大声で吠えてしまいました💧
さすがの館長も、この時はたしなめます。「静かに出来ないなら、出ていくきまりです!」と。
子ども達の助けもあり、静かにすると約束をしたライオンは、次の日もやって来ました。
おはなしの時間まで、しっかりと図書館のお仕事のお手伝いをします。働き者です🦁

ある日、館長は高い所の本を取ろうとして、踏み台から落ちて動けなくなります。
それを見ていた🦁は、走り出します。
こんな時でも、館長は言います「走ってはいけません!」

🦁は図書館員の所で大きな声でほえます、そうすることで、彼を館長のところへ向かわせたのでした。
ライオンは・・・静かに図書館から出ていきます・・・

次の日からライオンの姿はなく、みんなさびしそうです。特に館長が。
図書館員はライオンを探し始めます。そして、雨の中、図書館の前に座るライオンを見つけて言いました。
「大きな声を出してはいけない。ただし、ちゃんとしたわけがあるときは、べつ。」

翌日。
館長~!図書館のきまり、やぶっちゃってますよ~!!(笑)

そう。
たまにはね。
ちゃんとしたわけがあって、きまりが守れないことだってあるんです💛

よかった、よかった・・・

ところでこのライオン、どこからきたのでしょうね~
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≪この記事における絵本表紙の画像使用については許可を確認しています。≫

ようやく、感染者数が減ってきたようです。
4月から心機一転、楽しく安全に活動を再開できるように準備をしています!!
どうか、このまま活動再開が出来ますように~☆彡