4月25日 『わすれもの』

📕絵本で「今日は何の日」📕
4月25日は「拾得物の日」です。
1980年(昭和55年)のこの日、東京都中央区銀座3丁目にある昭和通りの路上でトラック運転手の大貫久男さんが風呂敷包みに入った現金1億円を拾いました。落し主は現れず、お金は大貫さんの手に渡りました。
当時、マスコミは大騒ぎで、大貫さんは一躍時の人となったそうです。

拾得物ときいて、繋がった作品は、
『わすれもの』
(作/豊福 まきこ、BL出版)です。
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大きな公園のベンチに小さなひつじのぬいぐるみがぽつんと座っています。
通りかかる人はみんな、不思議に思います。
ひつじは黙ったまま、じっと座っていました。

ひつじはお迎えがくると信じて待っているのです。

カラスにつつかれ、ベンチから転がり落ちます。
そして、泥だらけになります。
通りがかったねこの親子に元の位置に戻してもらえました。

ねこのお母さんは捨てられたのかと尋ねますが、
自分はわすれものになっただけ、
だからお迎えがきっとくると信じ続けるのでした。

どうしてここにひとりすわることになったのかを話しました。
最初は怒っていたひつじでしたが、
こんどは、持ち主のミナを心配し始めるのでした。

雨が降り始め、一夜が明けました。

そこに聞こえてきた嬉しい声。

よかったね
ひつじ君!

うちの次男坊も大切なコアラのぬいぐるみがあって
無くす度に探してまわったのを思い出しました(笑)
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どうか、このまま活動が続けられますように~☆彡